GSA2018-ジオスペースアドベンチャーに初参加
諸君、Nero大佐だ!
ニュートリノ研究で有名な「スーパーカミオカンデ」がある施設の見学会が
年に一度開催されている。これが「GSA」という催しで、7月の連休に開催され、
今年は7月14日、15日にある。
例年、申し込み多数で抽選になり、中々当選しないプレミア企画なんだが、
今年やっと当選したので初参加となった。
実は今年のGSAは「ハズレ年」で、理由はスーパーカミオカンデのメンテナンスで
10数年ぶりに容器フタを開放して点検が実施されており、その為いつもは
スーパーカミオカンデの上まで行けるのに、今年は設備のドアまでしか行けない。
なので、抽選販売後も残席があり最後は当日券まであったらしい。
とは言え、普段は入れない地下1000mの坑道に入れるのは貴重な体験である。
今回は14日4便(10時受付)に当選したので、それに間に合う様に現地へ。
集合場所は「神岡公民館」でこの駐車場に車を止められるのだが、
私は9時少し前について、残り数台の枠に止める事ができたが、
10時少し前には臨時駐車場へ回されているみたいだった。
(場所は不明だが、停めてから歩いて公民会へは来ていた。)
さて、受付まで時間があったので早速「グッズ売り場」を見て回る。
鉱山で取れた鉱石や、Tシャツ、タオルなどもあり今回はチェレンコフ光をモデルにした
Tシャツを買った。
GSA名物「シュートリノ」というシュークリームも濃厚クリームで美味しかった。
他にも飛騨牛コロッケや飛騨牛カレーなどもあった。
さて、10時に受付が始まり、「赤組」「青組」に分けられる。
これはバスに分乗する際、坑内移動の際に集合する為に使うので
自分がどっちかを覚えておく。
10時半少し前から公民館2階の大ホールでニュートリノ研究について簡単な説明がある。
残念ながら研究者のプレゼンにありがちな「下手なプレゼン」なので、期待しないように。
それが終わるとヘルメットをもらってバスに分乗して約20分先にある坑道入口まで移動する。
ここで10分程度トイレ休憩をした後、構内用バスに乗り換えていざ!地下1000mへ。
坑道入口からは中の冷気が排出されてり、簡単に言うと業務用大型クーラーの最強冷風の
前にいるくらい寒い。
冗談抜きで、最低でもフリース上着、もしくはユニクロのダウンジャケットは必要だ。
構内バズで中へ入り、終点に着くと早速坑道を歩く。
(懐中電灯は各自1つ、携行するので忘れない様に)
最初のアトラクションは「鉱山の歴史」
同鉱山の歩みを説明してくれるが、途中小芝居もあるので楽しませてくれる。
続いて、採掘重機も動かして見せてもらえ、説明後には運転席にも座ることができる。
ダイナマイト設置用の深孔を作る装置
直径約5センチ程度穴を3mも深く数分で掘る事が可能だそうだ。
同機械があけた穴
次にいよいよスーパーカミオカンデの入口へ。
途中「暗黒体験」と称して、全員の懐中電灯を消し
「真っ暗な世界」を体験する。(マジで何にも見えない。)
さて、残念ながら今回のツアーは「研究室入口」までなので、
「この先がスーパーカミオカンデです」で終了。(T-T)
まぁ、ドアしか写せないのでどうって事無い風景になってしまったが、
場所を変えて今回の工事計画やスーパーカミオカンデの中をライブ中継して
説明をしてくれる機会が有った。
これで見学は終了。
バスの待機場へ戻るが、途中「鉱脈」が見える場所を教えてくれたり、
トロッコなどが置いてある場所も見せてくれる。
帰りも同じく、構内バスで地上に上がりまた乗り替えて公民会へ移動し解散となる。
10時組は解散が14時と全工程で約4時間が必要となる。(受け付け開始から解散までの時間)
今回は昼食時間を挟む様なコースだったが、食事は出来ないので参加前にちょっと食べておかないと
昼ご飯抜きで14時まで過ごす事になる。
以前の情報を探すと、坑内で売店があったりしていたみたいだが、そんな設備は無い。
また構内で飲食は出来ないので、子供と行く場合は注意しよう。
神岡町自体は以前にも来たことがあり、近くの道の駅も行ったことがあるので、
GSA終了後にそのまま岐路へつく。
途中、数河峠のドライブインで「鶏ちゃん定食」を食べるがピリ辛で旨かった。
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