下駄履きiPhone 4S
諸君、Nero大佐だ!
先日手に入れたiPhone 4Sだが、Wi-Fiモードだけだと外出時はどうしよもない。
かと言ってauショップで契約するのも月々の支払いがバカに出来ない。
と、言うことでマツコ・デラックスのCMでお馴染みの「OCN モバイル ONE」を
使うことにした。
因みに昨年末に「SNS対応」タイプが発売され、色々と問題が解消されたので
早速それを取り寄せた。
何が良くなったのか?と言うと、今までは完全に「データ通信専用」のsimカードだったのだが、
これだといわゆる電話番号が無い状態なので、LINEなどの認証時のショートメッセージを
受け取ることが出来なかったが、SMS(ショート・メッセージ・サービスの略)対応となり
送受信出来るようになったのだ。
但し、月5通までは無料だが、それ以上は1通3円程度が必要になる。
(まぁ、使うことが少ないだろうから、特に支障はないだろう)
それと、SMS対応になった事で「セル・スタンバイ問題」が無くなり、バッテリーの
消耗が少なくなったのが大きい恩恵だろう。
(セル・スタンバイ問題とは、非対応Simにより基地局との通信が圏外などになりやすく
常に接続しようとしてバッテリーを消耗してしまう現象。
通常の携帯でも圏外エリアでは消耗が早くなる。)
とりあえず「iPhone 4S」がWi-Fi経由でネットに繋がる状態にしてから進めてもらいたい。
話を戻そう。
開封するとこんなのが入っている
まぁ、普通にsimカードだな。しかも「docomo」だ。
au by KDDIのiPhoneにdocomoのsimを入れても動くのだろうか?
そりゃ、無理な話。
そこで、「下駄」の登場だ
「KingMobile」」社謹製の「sim下駄」を手に入れ、これに先のOCNカードを上に載せて
iPhoneに入れれば使えるようになるのだ!。
簡単に言えば、auの端末に「おまえはdocomoだ~」と催眠術に掛けてdocomoのsimを
認識させる様な物だ。
カード上の物があるが、あれは復元simカードと呼ばれる物で今回は必要ない。
今回使うのは小さいケースに入っている物だ。
下駄+simカードが入る専用トレーがあるので、まずは本体のsimカードを抜き取り、
下駄+simカードを入れてみる。
下駄についてくるのを使っても良いし、クリップでも出来る。
飛び出しタイプではないので、「グッ!」と押し込むと出てくる。
取り出した純正トレーとauのsim。下は下駄が乗ったトレー
下駄の上にOCNのsimを切り欠きを合わせて乗せる。
静かに持ち上げて、本体に差し込む。
入れてすぐは「simなし」となるが・・・・
暫くすると「検索中」になり、そのうち「NTT docomo」となる。
これで、simカード自体の認識はOKである事が確認できた。
しかし、まだスタートラインにしか過ぎない。ここから各種設定をする必要がある。
大抵の人は話の流れが理解できずに、「出来ない!」の一点張りだが、何をやっているのかを
理解ながらやれば別に何の問題もない。
上記の時点で「Wi-Fi」には繋がっているので、ネットもメールも出来る。
次に必要なのは「OCN simカード」の利用手続きだ。simカードを取り出したクレカサイズの
カードの裏面には「発信番号」「端末製造番号」が記載されている。
これを手元に置いてOCNモバイル ONEのサイトに行って必要な情報、
利用コースの選択などの「開通手続き」を行う。
尚、2014年4月から30MB/日が50MB/日と同額で容量がアップするのでお得になる。
また、申し込み月分はカード購入代金に含まれており、利用開始起算日は申し込み日の10日後となっている。
つまり、21日か22日ぐらいに申し込めは最大40日間は請求が発生しない。
なので月初に申し込むのはちょっと損な感じだ。
さて、申し込みが通ればあと少し。アクセスポイントネットワーク(APN)の設定を行う。
4Sには設定する部分が無いので、外部ツールを使う事にする。APN設定にAPN Setupという
サイトにアクセスして「APN」「ユーザ名」「パスワード」などを入力して「送信!」とすると
「Gevey APN」というプロファイラが自動的に端末にセットされる。
(iPhone 5以降は設定ページがあるので、そこで設定出来る)
自宅や職場で自動的にWi-Fiで使いたいなら、Wi-FiをONにしておけば
良いが開通を確認するため、一旦オフにして、モバイルデータ通信を
オンにして確認してみる。docomo回線だけで繋がると「NTT docomo 3G」と
表示される。
この状態でメールやウェブサイトをチェックしてみよう。繋がればOKだが、
出来なければiPhone側の設定でどこかが間違っている。
設定を開いてみて確認してみよう。
ネット接続が確認できればあとは、お好きなように。
LINEがしたければ、アプリを入れて電話番号には先のsimカードの発信番号を入れれば
承認ショートメッセージも着信できるので登録出来るはずだ。
また、このカードにある発信番号では電話が出来ない。
非常時の電話を使いたいようにするにはIP-phoneを使うしかない。
スカイプを始め色々あるが、初期費用が掛からず通話した分だけを支払う
サービスがある。それがフュージョンコミュニケーションズの「SMART Talk」だ
これもウェブサイトから申し込みを行い、「SIP情報」というのを発行してもらう。
あとは端末に専用アプリをダウンロードして、先程のSIP情報を入力していけば
「050~」からなる「固有番号」で使うことが可能だ。
これでお下がりで手にいればiPhone 4Sが復活した。
電話をせず、ショートメッセージも5通以内なら、毎月1000円弱でスマホが持てることになる。
もし、機種変更でお古になった端末があれば試してみるのは如何かな?
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